モバマスとは?

当サイトをご覧いただいているモバマスPには、今更過ぎるお話かもしれませんが最近始めたばかりの方もいると思いまして、念のためモバマスというゲームについてご紹介していきます。


[モバマスとは、アイマスとは何か?]

「モバゲー版アイドルマスター」の略です。よく「モバイル版」だと勘違いされている方もいますが、正しくは「モバゲー版」で、ゲームの正式名称は「アイドルマスターシンデレラガールズ」です(正式名称の略称としては『アイマスCG』が使用されます)。
アイドルマスターの歴史を振り返ると大変なことになるので、ここでは概要くらいでご勘弁いただこうかと思います。
本来アイドルマスターというゲームは、アーケードゲーム(ゲームセンターなどに置いてある大きい機械のゲーム)でスタートしました。
当初は育成シュミレーションゲームとリズムゲームの融合で、その後様々な移植を行いましたが、基本的にこの「育成ゲー+音ゲー(+ちょっとギャルゲー要素)」の形は崩さずに来ていました。
しかし、モバマスは「育成ゲー」と「カードバトル」という形に変化しています。
実は、古くからのアイマスファンが「モバマスはアイマスじゃない」と言っている理由はここにあります。


[ゲームの形が変わると何が変わるのか]

アーケードからXboxまでのアイマスは「音ゲー」の要素もしっかり盛り込まれており、プレーヤー(アイマス用語ではプロデューサーと呼ぶ)の腕次第でアイドルの成長スピードに差が出たり、ライブバトルなどで勝ち負けが決まったりするなど、あくまで「自分の腕を磨けば勝てる」「ちゃんとゲームをやりこまないと勝てない」といった側面がありました。
しかし、モバマスはカードバトルがメインになっているので、プロデューサーの腕などほとんど関係なくなってしまいました。


[メリットとデメリット]

もちろんそれは悪いことではなく、「音ゲーが苦手な人や、ガッツリゲーマーというわけではない人でも、幅広い人に楽しんでもらえるようになった」という大きなメリットがありました。
電車の中でちょこちょこ遊ぶゲームとしてはベストなシステムだと私も納得し、ハードが変わればシステムが変わるのは当然の話ですし十分に楽しませてもらっています。
今年で2周年を迎えたモバマスは様々な改善が施されて、無課金でもちゃんと楽しめるようになって課金しないと楽しめないというようなことはありません。
ですが、やはり歯止めが効かなくなってしまった一部のプロデューサーの話ばかりが、ネット上で面白おかしく紹介されたことで、「課金=モバマス」というようなマイナスイメージを付けられてしまいました。
課金行為そのものが悪いとは言いません。
自分がきちんと支払える範囲で納得して使うのであれば問題ないはずです。
これから始めるプロデューサーの皆さんは、自分で判断してお金を使ったのに、後になって使い過ぎたからと言って「恨みつらみ」を吐くようなプロデューサーにはならないようにしていただきたいと思います。